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私たちについて
About "Ome Tomioka Satoyama Wonderland"
青梅富岡里山ワンダーランドは、東京都青梅市富岡にあります。
この地は、十数代に渡って、古くから薪生産を生業としながら、里山の暮らしを営んできました。
日当たりのよい山林では広葉樹や針葉樹が育っています。
その落ち葉だまりや朽ち木の中にはカブトムシやルリボシカミキリが暮らし、
真ん中を流れる沢には蛍が飛んでいます。
乙黒耕地では昔ながらの田んぼを、富岡の畑では様々な作物が、
日当たりのよい斜面ではキウイなどの果樹も育っています。
これらはそこに住む家族の手で守られてきましたが、
現在、エネルギーの近代化や、少子化、高齢化、都市部への人口流出により、
里山環境の存続が危うくなってきています。
一方で、この地域には、有機農業や自然の中での子育てをテーマに活動する若者が移住してきており、
彼らはこの環境で子どもたちと虫取りをしたりキャンプをしたり、
大人が焚き火を囲む森散策の場を開いたりと、活用を始めています。
そこで、私たちは、地元に長く住む住民と、
この地の自然に魅了されて移住してきた若者世代が協働し、
自然に触れ合う機会の少なくなったこの時代に、
このような長く続く里山暮らしを広く社会に開き、
同じような志を持つ仲間とともに、里山暮らしを知り体験する場を開くことで、
一緒にその環境を保全していくすべを、次の世代に引き継ぎ続け、
この里山環境をまた十数代に渡って残していきたいと考え、
2024年4月より、活動を始めます。
(特定非営利活動法人・設立準備中)
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